各問題の振り返り/雑感などなど

試験中を振り返って出来るだけリアルな表現で書いてみました。


自己反省のためというのもありますが、ほんの少しでも解き方の参考になったとしたら嬉しいです。
尚、専門学校などの解説を参考にして書いているわけではないですのでその点はご容赦下さい。
もし間違っている点があればご指摘頂ければ幸いです(汗)




※【出題形式】 / 得点*1/満点 / (解いた順番)


●第1問 【仕訳】 20/20 (3)


1.とりあえず借方を仕入で埋めてから貸方を落ち着いて埋めました。
手形の裏書譲渡はその前の経緯一切関係なく受取手形の逆仕訳。
売掛金のある得意先を名宛人とする為替手形振出⇒売掛金の逆仕訳、を押さえていれば
問題なく解けると思います。


2.最初、勘定科目の一覧をよく見ずに(おいおい)解こうとしてたので、正直一瞬ぎょっとしました(笑)
当座借越契約を結ぶ⇒帳簿上の取引ではない=仕訳なし というのが一番のひっかけポイントかな?
私は 。oO(借方が当座預金なのは確実として、貸方は・・・・・・?) なーんて迷ってました。
その後よくよく勘定科目一覧を見てみると“普通預金”の文字があったので「あぁ、これか!!」
勘定科目一覧も解く前に確認しなきゃいけないですね。(基本中の基本!・・・苦笑)


仕訳に“普通預金”が出てくる、こういう問題は珍しいような気がします。
(少なくとも過去問題では見慣れなかったので)


3.「注文品の内金」=前受金
「原因不明の入金」=仮受金  の区別がつけば問題ない仕訳だと思います。
仕訳は当座預金への振込みがあった時点から(注文を受けた時のものは仕訳済)、というのは
注意すべき点かも?
(計算用紙を見てみると、私は一瞬間違えかけてました・・・)


4.ごくごく基本的な小口現金の問題でした。


5.訂正仕訳問題。フローチャート通りに


誤(A)
仕入 500,000/400,000 支払手形
           100,000 買掛金
//////////////////////////////

 
(B)
仕入 500,000/400,000 支払手形
           50,000 買掛金
           50,000 前払金 (=支払済内金)


誤仕訳(A)の逆仕訳(C)
支払手形 400,000/500,000 仕入
買掛金  100,000



(B)・(C)を相殺⇒ 買掛金 50,000/前払金 50,000(解答) 



↑の形式そのまんまをダダダダっと計算用紙に書いて答えを出しました。


●第2問 【商品有高帳】 4/10 (4)


メインの移動平均法ではほとんど得点にならず。(先入先出法は問題ナシ)

11/16の仕入返品の単価を仕入単価にしなかった(移動平均法算出の単価にしていた)のが敗因。
最初は間違っていないはずなのに最後の最後で単価が1円だけ違う(=合計額も当然違う)、ので
何でだろう何でだろうと思って遡って計算してみたら気付きました。
正直、移動平均法での有高帳記入はこんなの楽勝でしょーと甘く見てさっさと解いてしまって
見直しもほとんどしなかったのが間違いだったと思います。


しかも、素で間違えてたし。
この範囲は試験直前にあまり見直しをしてなかったのもいけなかったな。反省。
丁寧に解くことさえできれば確実に点数を取れる問題だとは思います。
(もし途中で躓いても、部分点があるのでわかるところまで書くのがベスト)


売上総利益の計算は、売上原価の計算が鍵だったですよね。
私は売上原価の計算法を思い出すまでちょっと時間がかかってヒヤっとしました。。


A商品有高帳にすでに記入してある前月繰越額(20,000)
B有高帳記入で出す最終残額(移動平均:45,700 先入先出:46,000) 
C総仕入高(88,000+103,500−2,200=169,500)
↑の3つの数字が正確に出せていて、総売上高にも間違いがなければ正解を出せると思います。
(C+A−B=売上原価)


ちなみに私は売上原価を出す時まず
仕入/繰越商品
繰越商品/仕入

という、精算表での修正記入そのままの仕訳を一回書いてみて、そこから原価計算しました。
まどろっこしいやり方ですが(汗)、こうしていたら売上原価算出の基礎の基礎が頭に蘇って
余裕を持って解けました。混乱しそうになったら、ゼヒ。
(といっても、当然移動平均法のは間違うことになりましたが・・・)


●第3問 【合計残高試算表】 32/32 (2)


●第4問 【伝票】 8/8 (5)


●第5問 【精算表―推定形式】 30/30 (1)


↑残りは追々鋭意加筆します・・・(ノД`)

*1:大原+TAC回答速報での自己採点結果です